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自分の車で遠くまで旅をしようとなると、移動のためのコストがかかりそうな気がする。たとえ ば陸続きでない北海道まで渡ろうということになれば、フェリー代などもかかるのである。それ なら飛行機で飛んで、現地でレンタカーを借りた方がお得だろう。そんなことを考えるのが普通 である。使い慣れた自分の車での旅を、こんな理由で断念した人も多いのではないだろうか。 しかし、飛行機で移動するというのは、案外お金がかかるものなのだ。レンタカーにしても、 安い車を借りたのであれば、コンパクトカー止まりになってしまう。小さな車は移動するには十 分でも、横になって寝たりという芸当はできない。これでは車中泊をして旅行費用節約など、と ても無理だ。 そこで、安く便利な旅をしたいのであれば、迷わず自家用車利用をおすすめする。 [交通費] フェリーで自家用車を運ぶ場合、航路によって運賃の差はあるが、案外安く利用できる。下 記は北海道まで移動したときのコスト比較である。これをご覧いただければ、自家用車の方が 費用がかからないことを実感できるはずだ。 一人旅の費用比較(現地滞在5泊6日)
航空運賃はエコノミークラス利用時、フェリーは2等(航送自動車は5m未満)利用。 ちなみにフェリーは、6,600円加算すれば往復S寝台へグレードアップする。 ガソリン代は8q/リッター、@\125で計算時。 二人旅の費用比較(現地滞在5泊6日)
航空運賃はエコノミークラス利用時、 フェリーはバス・トイレ・テラスつきツインルームの「特等A」利用時(航送自動車は5m未満)。 ちなみに30,020円加算すれば往復スイートへグレードアップする。 ガソリン代は8q/リッター、@\125で計算時。 一人旅の場合、船で自家用車を運んだ方が圧倒的に安く、二人で旅する場合は、飛行機の エコノミークラス+レンタカーと、フェリーのスイート+自家用車の料金がほぼ同額である。 飛行機は狭いシートしか占有スペースはないが、フェリーは2等でも横になれるし、S寝台な らカーテンで仕切れるベッドがある。特等やスイートとなればバス・トイレ・プライベートテラスつ きの豪華な客室で、その広さも特等Aの専有面積は23u、スイートはなんと63uという余裕 だ。こんな旅は船でしかできない。飛行機で時間の節約に出費するのもいいが、船旅でのんび りクルージングを楽しむ時間を買うのもすばらしいと思う。 ![]() [現地旅行費用] 現地でかかるのは、移動に伴うガソリン代、食費や観光施設の入場料、宿泊費などだ。もち ろん食費や入場料は同じ場所を回れば、レンタカーであろうが自家用車であろうが同額であ る。 一番違うのが宿泊費。レンタカーであればどこかに宿を取らなければならないが、車中泊が 可能な自家用車に乗っていれば車で寝泊まりが可能。ツイン1泊15,000円の宿泊費がかかる とすれば、5日でなんと75,000円も出費することとなる。車で寝れば、入浴などの費用は必要に なるものの、ほぼ0円で済む。この浮いたお金で、もう一度別な場所を旅することができるの だ。非常に大きな魅力ではないか。 ただし、車中泊はいろいろ不便を伴う。この点、優雅なホテルにはとうていかなわない。そこ で日程中の半分程度、宿泊施設を手配するのもいいかと思う。これだけでも数万円の節約に なるはずだ。 金銭的な部分には直接結びつかないかもしれないが、荷物の量について心配しなくていいこ とも、大きな自家用車の魅力だ。おみやげ物などを満載しても、持ち運びに苦労することはな いし、飛行機で超過料金を請求される心配もない。 北海道にはうまい野菜がたくさん売られているが、10sのジャガイモの箱を数箱持ち帰るこ とができるのも、マイカーでの旅ならではのメリットである。 それと、普段乗り慣れた自分の車で旅することは、精神上非常に大きな安心感がある。もし 旅先で疲れたり、体調が思わしくない場合など、気楽に休む場所があるのだ。自分の車の中 は自分の部屋同然、遠方の地でも帰る場所があるというのは、やはり心強いと思う。
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